農水一体型サステイナブル陸上養殖共創拠点形成基金
「食」「エネルギー」、そして「人材」の好循環による資源循環型共生社会の実現に資することを目的として、琉球大学農水一体型サステイナブル陸上養殖共創拠点形成基金を創設しました。
SDGsの達成目標年度となる2030年頃に、人口増に伴う食糧の安定供給が困難になること、エネルギー供給の持続可能性が厳しくなること、そして1次産業経営者の担い手が不足することが予測されており、私たちの日常を支える食糧生産は危機に直面します。この課題を解決するために、琉球大学では、閉鎖循環型陸上養殖技術の研究開発を中心に、再生可能エネルギーの開発、アクアポニックスを含む農業生産、それらをICT活用によるスマート化を行うとともに、若者が主役となるためのアントレプレナーシップ教育等のスタートアップ創出・成長促進支援を行うことで、科学技術イノベーションによる新規産業の創出を目指しています。
世代を超えたすべての人が、環境負荷ゼロで、食資源の確保と経済的な自立ができる社会。そこでは、農業と水産業の1次産業が融合した新産業が創られ、若者たちが希望と自信を持って働くとともに、美しい海と環境が守られ、次の世代に引き繋がれるものとなります。
社会的価値と経済的価値、両面からのサステイナブルを共創により叶える未来へ、皆様のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
資源循環型共生社会実現に向けた
農水一体型サステイナブル陸上養殖グローバル拠点
プロジェクトリーダー 竹村 明洋(理学部教授)
寄附の使途
○ 「食」の効率的な循環をうみだす基盤の確立
○ 「エネルギー」の循環をつくる基盤技術開発
○ 「情報」の高度利用を可能とする技術開発
○ 「社会実装」実現のための仕組みつくり
○ スタートアップ創出及び成長の促進支援
○ その他の本事業の推進に必要な促進支援